おすすめ商品紹介 2021.01.18 【着物TPO小話】意外と知らない~上着のあれこれ~ こんにちは!着物通販サイト「着物とみひさ」です。今日は「意外と知らない~上着のあれこれ~」ということで、上着が必須になってくるこれからの季節に知っておきたい着物での上着についてご紹介していきます! 【道行(みちゆき)】 道行とは襟が四角く開いている和装用コートのことです。 大島風 ウール道行コート 着物だけでは肌寒い時期に着用します。レースなど透け感のあるものは夏前や秋口に着用します。柄によりますが普段着にも礼装にも着用できます。室内に入るときは脱ぎましょう。 【道中着(どうちゅうぎ)】 道中着とは襟周りが着物のようになっている和装用コートです。 黒に絞りの模様 道中着 「道中、お気をつけて」という言葉があるように旅に出る上着が由来という説もあります。季節は着物だけでは肌寒い時期に。透ける素材のものは夏前や秋口にも着られます。和装用のコートですが普段着用です。室内に入るときは脱ぎましょう。 【羽織(はおり)】 最も一般的な着物でのアウターです。元々は男性だけが着用するものでしたが、江戸時代に「粋で気風(きっぷ)がいい」とされていた辰巳芸者(深川芸者)が着用し始めたのが、女性が羽織を着始めたきっかけと言われています。そのことから辰巳芸者は別名「羽織芸者」とも呼ばれました。 季節としては同じく着物だけでは肌寒い時期透けるものは夏前や秋口にも着られます。 TPOとしてはカーディガンのような扱いで室内で着ていても問題ありません。女性の正装は羽織ではありませんが黒の紋付の羽織を江戸小紋などに羽織ると略礼装になります。着物が当たり前の時代にはお母さんが、子供の入学式などに黒の紋付の羽織をよく着ていたそうです。 ろうけち染め風 縮緬羽織 【羽織のおしゃれ】 羽織は、道行や道中着と違い前が開いているため帯まわりが見えます。着物、帯、帯揚げ、帯締めと羽織と羽織紐のコーディネートが楽しいのが羽織の良いところですね。羽織紐は組紐のものやビーズのものなどいろいろな種類があり、帯まわりの小物との組み合わせを考えるのがとっても楽しいです。 【秋冬は上着でコーディネートに変化を】 徐々に肌寒くなってきて羽織などの上着でのコーディネートが楽しい季節になってきましたね。当店でも、かわいい上着が沢山入荷しています!是非覗いてみてくださいね。当店インスタグラム・Facebook・ツイッターでも着物についての情報や、商品の紹介をしていますので是非チェックしてくださいね! おすすめ商品紹介, 着物コーデ